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酸素パラドクス

2013年09月27日

ヒトは酸素によって生き、
酸素によって死んでいく。

酸素パラドクス。

酸素は矛盾に満ちているんです。
とても興味深い。

それもこれも、僕らの祖先である生物が進化の過程で、
膨大なエネルギーを生むシステムを細胞内に取り入れたことに始まります。

酸素の活用。
それまでの生き物は嫌気性と言って、
毒である酸素を活用しない生き方をチョイスしていた。

糖を分解することでエネルギーを得て、
地味に生きていたんですね。

ところがそんな毒である酸素が、
とてつもないエネルギーをうむことに気づき、
ミトコンドリアという、
酸素を活用してエネルギーをうむ小器官を
細胞内に取り入れてしまったのです。

何とも大胆な。

かくして僕らの祖先はバーターをした。

危険な取引。

酸素で瞬発力のあるチカラをえて、
生命活動の幅を異次元に引き上げた。
引き換えに酸素が身体を蝕んでいく。

差引きがマイナスにならない限り、
生存競争に有利に働くに違いない・・・

今のところ、そのチョイスは大成功のようだ。

じゃあ、なぜ酸素が身体を蝕むような働きをするのか?
ここがキモだ。

なぜ?

それは酸素はひとたび不安定になると暴れん坊になるから。

例えば、
彼女がいて(水H2Oのように)安定していればいいけれど、
彼女がいなく不安定な時、
どこの誰でもいいからカップルを破断させてくっついてしまう性質がある。

せっかく仲睦まじくくっついているカップルをです。

当然周囲は傷つきますよね。

不安定な酸素(これを活性酸素といいます)がたくさんいれば、
傷つく人たち(細胞)が増える。

これが癌なりさまざまな疾患をうみ、老化を早める原因となる。

活性酸素(不安定な酸素)が強引に相手とくっついてしまう現象を
酸化と言います。

酸化

鉄が錆びる
これも酸化。
鉄と酸素がくっついたもの。

そうそう、これが分かりやすい。

鉄が錆びていく現象、つまり酸化が人体を含めあらゆる場で起きている。
今この瞬間。

それはピカピカ、イキイキしたものが、
死の道へ導びかれていくと人は想起する。

だから抗酸化なのだ!
永遠の若さを保つならば、酸素に抗わないといけない!

お分かりいただけたでしょうか?

抗酸化、抗酸化
よく使われています。

あらゆる健康系、美容系の核なんですね、
み~んなこれを言っています。

でも…

ちょっと待ってください。

酸化をなくす手立ては、ただ一つ。
もう一度進化して嫌気性(酸素を使わない)
生物になるしかないからです。

やります?

ヒトである以上、酸化は避けられないのです。

だから抗うのはやめましょう。
(アンチエイジングを含めて)
むしろ親しくなる方が無理がないです。

いい呼吸とかしてさ。

そうだ、それが言いたかったのではなかった。

ヒトの進化、
それをもたらした環境。

多くの矛盾を内包しながらも前に進もうとするチカラ、
このチカラの源泉は何なのか?
進ませて何かいいことあるのか?
意味あるのか、無いのか?

呼吸と酸化

生と死が常に進行している。

生命ってオモシロいな~


*誰か酸素トークしよう(いないかw)
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