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トランプ知らね~ 開くのか閉じるのか?どっちなのさ?

2016年11月11日

面白くなってきた。

うねりが可視化されてきたね。欧州の極右台頭、イギリスのEU離脱、そして今回のアメリカ大統領選、どれも根元は一緒。トランプがどうの、ってのは小さな話で、背景にはあまりにも急激に広がり過ぎたグローバリズムへの反動が大きいと思う。
自分たちの権益や生活の糧を他国や移民に奪われてはなるまい、ましてや安全が脅かされるのならば開いた門を閉じてしまえ!

大航海時代より始まった搾取の構造に変化が起きている。これまでの武力や知略をもとにした世界各地からの富の吸い上げシステムが機能しなくなってきて(ネットで一般ピープルが多くの情報に触れられることになった影響も大きいと思う)、被搾取側からの突き上げを食らっているという、守勢だね、そう、守りに入らざるを得なくなったのが一連の流れに垣間見れる。

資本主義、まあ僕らもその恩恵に浸っているのだけど、東インド会社にみられるように、ただ同然の労働、資源の独占など力を使って搾り取った資を本に株式が起こり、そこに手を付ける速さを競い合って、速ければ速いほど、大きければ大きいほど儲けられるシステムによって「持てる者」となったわけで、まあ発端はインチキです。

裕福になることが悪いこと、と言っているのではない。ただ、特定の誰かがそれを独占するのはどうなのか?というのが大きな問いだ。富裕層1%の富がのこり99%の富を上回る、なんてそもそもおかしいから話にならないし、地球の約4個分の暮らしをしている世界から見れば裕福なアメリカの中間層が、自分たちの権益を侵されると憤っているのならば、例えばアフリカの若者がアメリカの映画を観て車をゲットして女の子をデートに誘いたい、大きな家を持ちたいと希望に燃えたのならばそれを「止めてくれ僕らの富が薄まるから」と声を大にして言えるのか?
グローバリズムは逆浸透圧となり、富が濃い方から薄い方へ拡散されていくのだから、当然「持てる者」側であった自分たちの生活水準が下がってしまう(資本家以外ね)。それをNOというのならば、間接的に他の世界の人々の、先進国の人々が通ってきた純粋な動機(家を持ちたいとか)をお前らは持ってはいけないと言うことになる。
ここからレイシストの香りがふんわりと匂ってくるのだけど、この岐路に白人社会(ざっくりね)をはじめ、先進国(日本もね)と言われるところに住む住人は立たされているのだ。

自明なことは、2050年に90億人となる人口の全員が地球4個分の暮らしができるほど、地球は僕らを面倒見てくれないということだ。科学技術がそれを救ってくれるか?そんなのは誰にも分からないし、その前に人はブヨブヨ太って地球の進化の歴史から抹消される。

すなわち先進国側の住人は、放漫な自我を突き通すか、自分たちの生活水準を下げていくか、どちらかの選択をしなきゃならないんだ。少子化で稼ぎ手が少なくなるんだし、GDPが右肩上がりを続けなくてはならないという自然の法則から逸脱した信仰は今や国債という未来のお金を借りて成り立っているのだから、見てみぬふりをした仮想の成長といえるだろう。イノベーションだのなんだの期待したところで、これ以上何の飛躍的豊かさを期待しているのだろうか?

耳の痛い話だ。もちろん過剰にもうけ過ぎている富裕層から税金を取ることが考えられるけれど、その税金がドメスティックに消費されるだけでは問題は解決されない。世界の最貧困層の食事と教育に使われるべきだ。もう、一国の繁栄だけでは済まされなくなっている。世界は近くなり、世界は見ている。

開くのか、閉じるのか、どっちなんだ?
その意味ではリベラル・保守、右・左は死語となった。
開く派か閉じる派だ。

言っておくけど、閉じるのは限界あるぜ。壁をいくら高くしたって、モグラたたきのようにトンネルをいくらつぶしたって、この交わっていく流れを誰も止められはしない。日本も同じよ。そして個の精神性も同じ。閉じていることの不健康さを想像してみればいい。

岩戸開き
もうとっくに開いている。
気づいていないふりをして現状維持させようとするのか、一人一人が行動に移すのか、ポピュリズムがいかに危ういシステムかが明らかになった今、誰かが何かをしてくれるという幻想こそが何も変わらないということに気づかないと、ホモサピエンスという種が淘汰される日もそう遠くないと感じてしまう。

人間の欲の構造上、一度手に入れた富、つまり身体的に楽ができたり、美味しいものをたくさん食べて脳内の快楽物質を放出させたりすることを簡単に手放すことはできない。欲をおさえて身体を使う、、、ダイエットの失敗率がいかに高いか、、、どんな科学的手法を使っても次々に新たなメソッドが生まれる現状を眺めていれば子供でも分かる。
しかし、もう一度考えたい。日本で言えば、年間どれだけの残飯が捨てられ、使えるものが捨てられているのか?それが人の生において、あるいは自然の法則において健全なのだろうか?

現代の健康、文化の健全性を保つ方法は明らかなのだ。
薬や何か薬効がある食品を摂るとか、足し算は何も解決しない。満ち足りているのに、それでも欲が支配する脳の構造を理解し、持続可能性を一人一人が考え、あまりにも開き過ぎてしまった格差を埋めるため、つき過ぎてしまった脂肪を減らすため、引き算、一見不便を感じるかもしれないけれど減らしていくしかない。

そして身体を使う。以前にも書いたように進化生物学が明らかにしたことから、身体を使って生活を営むことが(運動を含む)心身を健康にするという、当たり前のところに帰着するのがこの膨らみすぎた問題を解決する唯一の方法だと思う。
不便と書いたけれど、そういう生活にもう一度立ち返ること(Go Wild という著書を一読しよう)が、実は不便なのではなく、新たに幸福のヒントをもらえる可能性に満ちているし、とても心地いんだよね。実に。やはり人間は自然から派生して、自然の恩恵を受けながら、寄り添い、利用して進化してきたのだから、もう一度そこから教えをいただくことは理にかなっている。

進化の真髄は、状況に応じて変化できること。
時計の針を逆戻りにさせて、縄文へGO!ではなく、この大きなうねりに対してどう行動を移すか、変化するか、時は311でとっくに来ているのである。
Wake Up!

近年の預言は(神が言葉を託すという意味において)日本で発された。

「想定外だった」

この言葉は東電の誰かが考えていったのではない。神が、おバカな人間の過ちに対して気づきを与えるよう託したメタファなのだ。
人間が創り出したシステム(政治をはじめ)や、科学があたかも完璧な宇宙を見せてくれ、われらこそ自然の支配者と錯覚するけれど、ぜ~んぜん隙だらけなのさ。自然はそんな放漫チキチキにカツンとクサビを打ってくる。甘いでしょ、と。

まだまだなんよ。
だから内省してさ、悪いところは素直に受け入れて、飲み込んで、超えていく。
この黄金のプロセスをちゃんと踏まなきゃならんのよ。

そうそう、
開くのか、閉じるのか、どっちなんだ?

ジャパン、日本。

トランプはチャンスだね。
面白いじゃん。

この際、グアムまで引いてもらおう。
何が問題を分からなくしているかって、
未だ外交も経済もアメリカの手中にあり、日本はそこに乗っかっているのが心地いい~、な関係が全く持って主体的に物事を決められない原因だって分かっているのに、ズルズル決められない、みたいなさぁ。

どうなんよ、コレ。

バカじゃね~の?

唯一の被爆国で、原発の恐ろしさを肌身で知っているはずなんだぜ?
ホント、バカじゃね~の?

ここがプライドのありようじゃないの?ここに胸張って、誰がなんて言おうとダメなんよ、ここは言わせてもらうぜ、って話でしょ。相変わらず子どもに、大人の世界はこうなってる、仕方ないって伝えるの?信念どこよ。

分かれ目だぜ。
幸いトランプはグアムまで引いてもいいって言ってんだから、思いやり予算はこれ以上払えない、沖縄に基地は作れないって伝えればいいじゃん。核なんて持たないぜ。別に反米保守でも反米リベラルでもないけど、日本の混乱は全てここなんだから一度清算するのがいい。ハンドルを手に入れて、日本なりの平和外交で同調する国を増やしていくのが、新たな方向性だよ。
そこから集団的自衛権として対等の日米同盟を模索するもよし、独自の軍を構築するのも良し、個別でガチで行くのも良し、永世中立でも良し。
僕は軍縮です。自分たちだけ軍拡の均衡から降りるのはリスクある。でも、ゲーム理論がどうしたというのさ、ぶっちぎって降りるのもいかす。こちとら平和を真剣にやってるのにせん滅をかけて戦ってくるのならばやってくれ、そうなれば人類は滅亡するぜ、と腹くくるのもいいんじゃないの?
武士っぽくてかっこいいじゃん。

日本が核の傘を捨てて軍を持つとなると兆単位でお金がかかるから、思いやり予算が増額されても千億単位のほうが経済的に合理的だから沖縄にいてもらうという天秤がある。
ならばもういっそアメリカの52州目になればいい。
それでいいよ。めんどくさいから。

どっちなのさ?
どっちでもなければ教えてくれ、いい方法を。

とにかくアメリカが変わろうとしている。良い波とは思えない。だからこそ新たな芽がでる、そういう潮流なんだと感じる。
だから面白い。

トランプ、知らね~


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