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鉄郎の、あの逡巡をいとも簡単に打ち砕く男、現る

2016年03月17日

日々のニクロウでは製品を梱包するのにたくさん新聞を使うので、
その切れ端を斜め読みして、新聞視線の世の中をざっと知る。

あ、これ!
と思ったものはびりっと破いて持って帰るんだけど、
久しぶりに、「これ読めよ」
とあちらから訴えかけてくる記事があったので手に取った。

ほう!
実に濃ゆい!
久しぶりに強烈な個性を見た。
顔といい、その言い切るスタイルといい、
その世界観にグッと引き寄せられる。

この時の流れはどうにも止まらないのかもしれない。
加速度が異様だ。
僕らが小さかった頃のSFやアニメの世界が、
現実に、すぐ手の届くところまで来ている。

石黒 浩
人間型ロボット、アンドロイドを多数開発する世界的研究者。

まずは軽いジャブで
こちら

人の言うこと聞くんじゃね~ぞ。
大人はみんなウソつきさ。
だから常に疑問を持てよ、、、

戦ってきてますね~。
実にいい。

さてさてさて、
この記事に書かれていることを抜粋してみよう。

IMG_20160321_093443.jpg


~人間の生物学的な定義や根拠があったら教えてほしい。ないでしょ?あれば人の死について脳死か心臓死かで議論しないはず。誕生についても、赤ちゃんはいつから人間なのか?卵子や精子は?結局人間かどうかを認定するのは社会なんですよ。社会的なパートナーと認めれば人間として人権を与えるし、そうでなければ人間じゃなくなりますよ。~~アンドロイドだって遠い将来、人間になれる可能性はある。人間並みに対話ができて人と関われるようになったら、アンドロイドに恋する人も出てくるでしょう。そうしたら人権を与えたいということになる。~

~100年先では無理だけど、千年先には人間はロボットになると思います。病気の時は薬を飲みますよね。それと同じです。生物の遺伝子には「生き残れ」と書いてある。薬は生き残る手段として有効で、普通に使われている。体を機械化することも、生き残ることに有効で、普通にするようになったらみんなやりますよ。いつかは死ぬとは思うけれど、寿命はめちゃくちゃ延びます。強力な薬だと思えばいいんです。~

~実は人が死ななくなることは重要で、物理的な体に意味があるから、まだ殺し合いをしている。体に意味が無くなって、脳の情報を全てコンピューター上に再現できれば、戦争する意味なんてありますか?体にこだわるから殺しあうんじゃないですか?この先の技術は、人が殺しあわなくていい世界をもたらすかもしれません。~
 
~欲求や意図を備えた次世代のアンドロイドを作ろうとしている。僕らは技術によって能力を拡張したり、生活を快適にすることで、より人間を深く知ろうとしているのです。自分の体を機械に置き換えるには、人間に関するもっともっと深い知識が必要になりますよね。反対に、新しい人間の理解があるから、技術がすすむ。~


いやはや、
かなり先行ってます。

銀河鉄道999で、鉄郎が
生身の人間であるべきか、機械の体を手に入れるか、
悩みに悩んだ人生の旅をあっさりと打ちのめす。

「体に執着しているからだ。そこに意味がないと分かると、お前ばかりか、
世の中全体が平和になるのじゃ」


石黒教授、鉄郎と絡んでほしかったな、、、

物理的な体に意味を持たせなければ戦争がなくなる、、、

これは衝撃的です。
SFの世界の機械側、
あるいは製作者のセリフが軽く出てくるあたりは並みじゃありませんね。

じゃあ、みんなが機械人間になったら本当に戦争が無くなるのか?

これは考えると面白い。

まずはエネルギー問題だ。
今の戦争もエネルギーをはじめとする資源の獲得に発端がある。

機械人間も電力で動くだろうから、
そのエネルギーをどこから得るのかが問題だ。

アトムのように原子力か?
これはウンコで核廃棄物が必ず出るから問題だろう。

石油・ガスないよね。

燃料電池も結局は石油、ガスなどを利用して水素を取り出す、
燃費をよくする技術に過ぎないし、、、

ここは自然の力を利用して効率よく発電し、
電気を永遠にストックできる電池を心臓部に据え置くしかないだろう。

われらがアマテラス、太陽光だ。

陽がでているときに日傘ならぬ、
発電傘が頭から出てきて、太陽をずっと追い続けて発電、ストック。

そこで疑問がわく。
いくつまでも生きていると、死なないから、
当然人口が増えるってこと。

全員が機械人間になったら、
それ以上(え?子供産めるの?)人間が増えないから、
新たな人格を作りようがないので(これも分からないな)
人口増が打ち止めになる、はず。

それまでは誰も死なないから増える、増える。

となると、その人口増(人工増か?)がどれだけのものか見当つかないけれど、
やはり資源の奪い合いが増えるんじゃないか?
そう、発電日光浴が花見の公園よろしく場取に血眼になり、
グループができ、それじゃあと巨大な(例えば500人分を賄う)傘をより高いところに設置したりして、
ふざけんなよと、より太陽に近いところにと、宇宙戦争さながら、発電傘衛星が飛び交うようになる。

そのころ地球は、、、

発電傘陣取り合戦であたりは真っ暗だ。

スサノオが乱暴を働いて、
アマテラスが天岩戸に身を隠して世の中真っ暗、、、

神話さながらの展開がここに極まる!

さて、そうなるとアマノウズメの登場となるが、
陽があたらない、急速に冷却されるで生物はその生を絶やしてしまうだろう。

荒れた地に機械人間ただ一種。

その生の目的はいかに?

いや、銀河鉄道999と同じく、
機械人間と人間の間にいさかいが起こるかもしれない。
差別だ。

999では機械人間が
生の永遠性を手に入れたことで人間を見下す設定になっているが、
どうだろうか?
石黒教授は機械人間に恋することもあると言うが、
血が通ってないとか、なんとかかんとか言うことだろう。
ヒトって違いを打ち出すことで成り立っている側面もあるからね。

なかなか機械人間になったら平和になる、
っていうのが想像できないだけかもしれない。

機械と人といえば
DARPAによるBrain Machine Interface (BMI) が有名だ。
軍事機密なので実際技術がどこまで進んでいるか分からないけれど、
脳の信号による神経系の動きは(遠心性・アウトプット)
とっくに技術は確立している。
求心性・インプット、例えば触ったものが電気信号で脳に行く、それを判断する、
はどうなんだろう?
この手の話の興味は尽きない。

さて、生が永らえる、という切り口では同じ山に反対側から登る研究もある。
再生医療だ。

脳、情報はどうしても機械(コンピュータ)に頼ることになりそうだが、
それ以外の生体は基本再生できる。
クローン。

アンドロイド研究と再生医療。
どこまでクロスオーバーしているか分からないけれど、
石黒教授の物言いからしてみると、親和性は低そうだ。
というのも、再生医療サイドから生や死について話すとなると、
もう少し、いや、もっとナーバスなものになるだろうから。
ここまで言い切れまい。

石黒教授の物言いは、より機械的だ。

機械が先か、クローンが先か、、、

研究は僕らが日常を忙しく過ごしている間に、
着実に進んでいる。
だからたまに触れると、おお!とこの記事のように驚いてしまうのだ。

生命が永らえる。
石黒教授が
生物の遺伝子には「生き残れ」と書いてある。
と言っているが果たしてそうなのだろうか?

遺伝子に「生き残れ」と書かれている、
これが死なない、というところにつながるんだけど、
僕は、
「環境に適応して、それをコードに書き、繁殖して次の世代に渡す」
って認識だから、死なない、
というのが遺伝子の書かれていることなのか疑問だ。

テロメア(生命の回数券と呼ばれる)がどんどん短くなって、
細胞分裂を永遠にさせないのも、
死を遺伝的に内包しているからと思う。

ここが命題だね。

そもそも生き延びることって退屈なんじゃないかな~

財政から考えてみよう。

例えば社会保障費は積み立てと
現役世代からの補てんで成り立っているけれど、
長生きして生産しない年金生活者が増えてしまうと
財政は一気に破たんに近づく。

だから、現状が示しているように、
年金受給の年齢をどんどん遅らせる。
つまり、働ける限り働けと。

そりゃそうだ。
生産しない、できない人を賄えるだけ
現役に稼いでもらうなんてことは限りがある。

機械人間になったら身体動くんだから働きなさい!
となるはずだ。

機械はメンテナンスが必要だ。
金属でできていれば油をささなくてはならないし、
猛毒の酸素で酸化してしまう。
(ミトコンドリアが必要なくなるんだから猛毒の酸素がある地球にいなくてもいいじゃん、
ってことになるかも!)
寿命が長くなるってことは情報量が膨大になるからサーバーの問題が、、、

想像するとお金がとてもかかる。
やはり働かなきゃならない。
「22歳で就職して、かれこれ100年も働いてるわ!」

その生の目的はいかに?

仕事も実際コンピューターに奪われてそんなにないだろうし。

ところで150歳まで生きているとして、
楽しみや喜びはいったい何だろう?

孫、ひ孫まで自分がかわいがれるだろうけど、
ひひ孫とかもう遠い存在だろうし、
ひ孫がかわいい時期は150歳の寿命からすると、
かなり前半に来てしまうので、
その後の余暇が長すぎる、、、

新たな刺激、
宇宙旅行などが超高齢者の遊びになってくるのかな?
大概のことは経験しているから、
より刺激のあることって、そうそう思いつかない。

やっぱり仕事に追われて、
退屈な時間が増えるだけなんじゃないかな~

寿命が延びてもあまり良いことなさそう。

もっとも根源的なところで、
生の喜びとは何だろうか?
これを問うてみたい。

僕の経験から。

僕はヒトに生まれたこと自体、
とてもラッキーだと思っている。

それは万物の霊長だとか、
そんな程度の低い話ではなくて、
魂を成長させられることにある。
自分が選ぶ道でどうにでも転がることができるのが、
ヒトとして生まれたダイナミズムじゃないだろうか。

実は順風満帆なときに魂の成長はなかなか実感しにくい。
むしろ、精神的苦痛、
あるいは肉体の物理的な苦痛が強烈に襲ってきたとき、
それらを受け入れ、内包し、自分という不完全さの一部と認めたとき、
大きな、とても大きな気づきとともに魂の成長が感じられる。

これこそが生の喜びだと思う。

生きるということは、
魂の成長であり、
それをもたらす気づきは、
痛み、自分にとってアゲンストな風が吹いたときに、
体からもたらされることが往々にしてあるということなのさ。

だから石黒教授のいう、物理的な体に意味をなくすというのは、
僕にとって、生の喜びを感じさせなくなる、というのと同義で、
それならば生きている意味はないんじゃないのか?
と思えてくる。

ヒトはほどほどに死んでいくのがいい。

これに尽きる。

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